FC2ブログ

情報は集めるのではなく、読み取るものでした。


今週は、早朝からプレゼンが続きました。
夜はプレゼンの準備、朝はプレゼン本番の繰り返しで
一体今が何曜日なのかよくわからない状態です(汗)

もう年末まで時間がありません。

大忙しの日々です。早朝からテンションを上げて頑張っています。




仲間が、私を夕食に誘ってくれました。嬉しかったです。
仕事は大変でしたが、そのお気遣いが嬉しくて
数時間だけ仕事を抜けて、一緒に食事させて頂きました。

そこで、食事しながら、たくさん話しながら
お互いの大変さや近況を確認したり笑ったりしました。

そこで話すうちに
私は、どうも会社の情報に疎いことが分かってきました(汗)
私の持っている、最近の会社の中での「すごい話」を
しかもとっておきの話をしてみたところ。。

tobashi3.jpg

すでに全員がとっくに知っている話でした(汗)
とっておきの話と思っていたのは私だけで
全員が私よりもっと詳しく、さらにそれ以上の話を知っていました(汗)
その後もいろいろ知っていることを話したものの
私の情報は古く、会社の情報に疎い自分が少し恥ずかしくなりました。

tobashi2.jpg

同僚や後輩が結婚する話も、私はいつも掴みそこねます(汗)
おめでとうを言うタイミングにはすでに
お子さんの誕生も近づいていたりしてなおさら言い損ねます。

一体どこでみんなそんな情報をつかんでいるのか不思議になりました。
私の知らないところで会社の「秘密の情報の共有セミナー」か何かが
あるのではないかとさえ思ってしまいました。

tobashi4.jpg

私も、もう少し会社の人間関係の情報を
いろいろと知っていなければいけないと思いました。
一体どこにいけばそんな情報があるのかわかりません(汗)

仲間同士のやり取りが出来る「LINE」や「twitter」の中に
そんな情報があるのかも知れないとも思いましたが
向き不向きというか、得手不得手というか
言葉だけのやり取りは私にあまり向いていないと思い
そこを避けていた自分のスタンスも
見事に情報をつかみ損ねていたのかもしれません。

tobashi5.jpg

プレゼンに向かう途中、新橋で「靴磨き」の方を見かけました。
勝手な思い込みで恥ずかしいのですが
あの方たちも、きっと何か情報を持っているような気がします(汗)
きっと靴を磨く間に、ぽろっと誰も知らない情報を
足下で教えてくれるのではないかと思っています。

tobashi6.jpg

自分の靴を、人にお願いして磨いていただくことは
もっと自分が大人にならないと出来ないなと思っていましたが
街中ではよく見かけるのです。
しかも私と同世代の人がお願いしていたりしています(汗)
本当に何か貴重な情報を、もらっているのではないかと本気で思いました。

私も靴を磨いてもらいながら、会社の最新情報を。。
と思ったのですが、やはり靴を人に磨いて頂くような
立派な自分ではないことに申し訳なさを覚えてしまいます。

tobashi7.jpg

靴を磨いている方が私の会社の情報に詳しいかどうかは
靴を磨いていただくことがない限りたしかめられません(汗)
まだまだ私には出来ません。
でも、もし一見そんな情報を知らないと思っていた方が
その情報にかなり精通していると、私は驚き敬意さえ抱いてしまいます。

先日三味線屋さんに行ったときにそのことを感じたのです。

世間話の流れから、たまたま私の普段使っている
バチの具合を見ていただくことになりました。
私の持っていたバチをその三味線屋さんに見ていただいたところ。。

tobashi8.jpg

それまで優しかった目が急に厳しい目になりました。
様々な角度から私のバチを見て、そして確かめるようにバチに触り
バチに対して話しかけるように、そして私に対して話しかけるように
こうつぶやきました。

「これは痛かったでしょうね。そうですか。これは頑張っていますが
 いけないクセですね。これは変える必要がありますね。」


最初は何のことか分かりませんでしたが
どうもバチの具合から私の三味線の叩き方、弾き方を
想像しているようでした。バチから私のフォームが分かる??まさか。。

tobashi9.jpg

そのまさかはまさかではありませんでした(汗)
バチ先の状態を見るだけで、次々に私の力の入り具合、クセ
そして三味線の弾き方、叩き方、そして音までも言い当てるのです。

これはまるで占い師のようで驚きました。
私の弾き方で師匠に注意されているポイントをすべて言い当てたのです。
しかもバチ先の状態を見るだけで、私の弾き方の特徴や
問題点をすべてを見抜いたのです(汗)
驚きました。。
もしかしたら人間の本質は末端に出るのかもしれません。

だとすれば、靴磨きの方が、靴の先端からその方のすべてを感じ
必要な情報を与えることがあることも本当にある感じがしてきました。

驚いて三味線屋さんにお礼を言って帰ろうとすると
その場にいた職人さんが集まって来て
私のフォームを全員でチェックして問題点を探ってくれました。

tobashi10.jpg

高いバチを買うことをすすめる訳でもなく
三味線をすすめる訳でもなく、ひたすら私の三味線の弾き方を見ながら
バチを傷つけてしまう自分のフォームの問題点を
一生懸命見つけてくれました。
これはとてもありがたかったです。
指摘していただくうちに普段気づいていなかった問題点が
はっきりとしかも沢山浮かび上がりました。

私のバチひとつを見て様々な情報を読み取る姿に感動しました。
これは経験からくる推測力でした。
普通の人が見逃しそうな微妙な状態も見逃さず、
そこに起こりうる動きや、不必要な力の動きもすべて読み取っていました。

私は気づきました。情報を探そうとするのではなく
ある状況の断片から多くを読み取れる力や
部分を材料にその背景を深く推測する力を持っていることが
人として必要だと感じました。

私は情報に疎くてもいいとさえ思えて来ました。
情報すべては知らなくても、情報の断片から
情報の全体を想像できる自分でいることが重要な感じがしました。
もっともっといろんな経験を積んで
いろんな想像力が働くようになりたいと思いました。
どんな仕事も、すべては経験と想像力です。

明日はある方のオープニングパーティーで三味線を弾かせていただきます。
どんなパーティーなのか、どんな状況なのかよくわかりませんが(汗)
断片の情報でも、その場で適切な演奏が出来る自分になれるよう
経験を積んで行きたいと思います。明日の演奏頑張りたいと思います。

静かな時間








silent2.jpg




silent3.jpg




silent4.jpg




silent5.jpg




silent6.jpg




silent7.jpg




silent8.jpg




silent9.jpg




silent10.jpg




silent11.jpg




silent12.jpg




silent13.jpg


今日も三味線と仕事、静かに楽しく頑張ります。



心がほぐれてきた感じがします。


前回のブログに書いた
終電の一件で、いろんな方から激励のメールをいただきました。
ありがとうございます。

「よく怖くなかったですね。さすがです。すごいです!」

という言葉もいただいたのですが
正直なところ殴られそうな瞬間は、相当怖かったです(汗)
現実はそんなカッコいいものではありません。
手を後ろに回して、歯を食いしばっている間は
どんな顔をして待てば良いのかわかりませんでした。

tsuzuki1.jpg

かなりみっともない顔をしていたと思います。
人に殴られたことなんて、かなり昔の記憶です。
どこにどう力を入れたら良いのか分かりません(汗)
しかもなぜこの方に殴られる必要があるのかよく分かりません。

目の前に見えた拳が分厚くて、大きくて
この手に殴られると思うと
ぞっとして背中が汗びっしょりになりました(汗)

tsuzuki2.jpg

歯の治療も終わったばかりです。
悔しいですが歯の1本や2本折れることも覚悟して
必死で奥歯を噛み締めることにしました。

やるなら早くやってくれ。

開き直ってそう思いましたが、向こうも踏ん切りがつかず
言葉で脅すのですが、なかなか殴ってこないのです(汗)

いつ来るかわからないまま耐えているので、こちらの気持ちも
限界に達して、早く殴るなら殴ってくれ!早く!今すぐに!
という変な気迫に満ちていた感じがします。




本当にひどい表情だったと思います(汗)
まったく余裕なんてありませんでしたが、ひとまずお互いに
何も起こらなくて良かったです。

周りの人にも迷惑かけることなく
このいざこざを終えることが出来たことを
嬉しく思います。止めてくれた方に感謝です。

なんだか朝起きたら。。


tsuzuki4.jpg

かなり肩がこっていました。
何もケガはしなかったものの、相当変なところに力が入ったようです。
これはまさに緊張疲れだと思いました。

この言葉は以前に三味線の師匠から聞きました。
演奏でも「緊張疲れ」という状態があるようです。
無駄に力が入って普段以上の力を使ってしまっていて
ふとした瞬間に、後からその疲れを自分で実感することになる疲れです。
気力も高まっている「本番」ではわからない疲れが
後からまとめて襲ってくるそうです。

今回の疲れも後から来ました。
少し体と心を休めようと思いました。
そう思って散歩しながら、立ち寄ったあるお店で
たまたま台湾のことに詳しい方に出逢いました。
そして自然な流れで、「台湾のお茶の作法」を教えて頂きました。


tsuzuki5.jpg

日本の茶道に比べて
型よりも味や心、そして温度や茶葉のその時々の状態に神経の使い方を
重視されているように感じました。
一生懸命心を込めてお茶をいれていただいて
思わずその見慣れない所作にうっとり見入ってしまいした。

台湾式の湯のみような小さなお茶碗で
一杯目、二杯目、とお茶を味わいながら
より茶葉の味が際立つ三杯目、そして渋みを抑える4杯目、そして
もっとも難しい五杯目のお茶を堪能させていただきました。
5杯目に向けてどんどん変わって行くお茶の味を静かに堪能していると
気持ちが落ち着いて先日の緊張もほぐれていきました。


tsuzuki6.jpg

お茶菓子はあとから食べるのが流儀だそうです。
1杯目から5杯目まで、それぞれに変わりゆくお茶の味を
五感で堪能しながら楽しむことと
その楽しんでいる時間そのものも味わうことが重要だそうです。

素敵な考え方で、そしてお茶の移り行く味わいを楽しむという
静かで贅沢な時間の流れ方を味わいました。
台湾では、商談の時にもまずこうしてお茶を入れることから
打ち合わせが始ることがよくあるそうです。


tsuzuki7.jpg

男性でも、自分から当たり前のようにお茶をいれて
皆に味わって頂きながら、信頼と仲間意識を高めていき
その後自然に商談を始めるのだそうです。
驚きました。台湾のビジネスマン、素敵です。

忙しいビジネスの中において自分から
お茶をいれて、みんなに味わってもらった上で仕事を始める。
すぐにコーヒーやお茶を人にお願いする日本のビジネスシーンが
忘れているものをしっかり持ち続けていて素晴らしいと思いました。


tsuzuki8.jpg

静かにお茶をいれていただく時間の中で
台湾の方の心の余裕や優しさや温かさを感じました。

お湯を注ぐ時に見えてくる湯気の形まで、美しく楽しく
とてもゆったりとした時間を味わうことが出来ました。
ごちそうさまです。素晴らしい時間を共有させていただき感謝しています。
あの緊張疲れも、すべてがほぐれてすっきりました。
ありがとうございます。これで気持ちよく三味線に向かうことが出来ます。

温かいお茶で温まった体と心で気持ちを
リセットすることが出来た感じがします。
仕事や三味線に、向かい合う気持ちが高まりました。
リラックスすることで、次への力が高まることが分かりました。
今朝は気分を変えて、いつもとは違う公園で練習してみることにします。


tsuzuki9.jpg

なんだか朝でも心も体も温かく、指もよく動きました。
今日は調子がいいです。何かがほぐれたようです。
台湾のお茶すごいですね。人に優しく、心を温かく解放してくれます。
しかも新しい曲のフレーズが少し生まれてきました。

いろんなことはありますが、今週も楽しく頑張れそうです。
今日も三味線と仕事頑張ります。


守るべきものがあります。



昨日は、朝まで仕事をするのをやめました。

思い切って途中で切り上げて、終電で帰ることにしました。
土曜と日曜をうまく使おうと思います。

乗り込んだ終電は忘年会帰りの方も多く
車内にどことなくお酒の匂いがしていました。




私が頭に浮かべていたのは、朝、家を出る時に見た
自分の練習用の三味線の姿です。
糸が切れていました。
結んであげたいなと思ったのですが
時間がまったくなくそのまま出社してしまいました(汗)


nagu01.jpg

結ばずに家を出たことが、なぜか三味線に申し訳なくて
気になっていたのです。帰ったら、すぐに糸を結ぼう。

そんなことを思いながら、ぼーっと電車に乗っていたら。。
飲み会帰りの顔を真っ赤にした男性が2人いて
ガラス越しにふと目が合いました。

その瞬間に、その方の目つきが変わり
かなり怒った口調で、急に私にからんできました。
相当酔っぱらっているようです。私に何かまくしたててきました。
たまたま目が合っただけなのですが。。理屈は通じなさそうです(汗)
いきなり胸ぐらを掴まれました。


nagu4.jpg

酔っているのに、凄い力です。
つま先立ちになるほど、胸ぐらを持ち上げられました。

「なんだよ、さっきからその目は。やれるもんならやってみろよ!
 殴ってみろよ。ほら、こいよ。」


苦しいです。なぜこうなっているのかもよく分かりません(汗)
こんなことやめましょう。ここは電車です。そして
私は両手に紙袋を持っています。


nagu3.jpg

この中にはとても大切な物が入っています。

右手の袋は、さっきまで後輩と一緒に頑張って作った
大切な仕事の書類が袋に入っています。
左手の紙袋には、あるお世話になっている方からいただいた
三味線の音源と温かい手紙が入っています。
どちらも、いろんな方の汗と努力がつまったものです。
こんなことで、この大切な物を壊されたくはありません。
そして、出来れば。。
私のこの両手の指も痛めたくありません(汗)
下手なりに努力して、いろんな曲を覚えて来た指です。

思わず手を後ろに回してしまいました。


nagu5.jpg

この態度も、怒った気持ちをを加速させたようです。
大声で怒鳴りながら、左手で掴んだ私の胸ぐらを前後に激しく降った後
ついに限界に達したようで、私をめがけて思い切り
拳で殴りかかろうとしてきました。


痛いのは嫌いですが、顔ならまだましです。
手と、この2つの袋は絶対に傷はつけないでください。

nagu6.jpg

予想外なことに巻き込まれても、相手が酔っぱらいでも
守るべきものは守りたいです。
私が今、守りたいものは、この両手にあります。
覚悟を決めました。両手は絶対に後ろに組んだままにしておきます。

殴られる。そう思った瞬間でした。

一緒にいた赤ら顔の方が、後ろから割りこむように入って来て
なぐりかかろうとしたのを止めてくれたのです。


nagu7.jpg

後ろから羽交い締めするかのように
その方の動きを止めてくれました。止められた方は、暴れながら
かなり怒って何か言っていましたが、まあまあという感じで
その赤ら顔の方が頑張って抑えてくれました。
話す口調から、二人は先輩、後輩のような感じでした。

私は何も痛い思いをせずにすみました。良かったです。
守るべきものもしっかり守れました。

同じ電車に一緒にいては、この方の気持ちが
また再燃するような気がして
私は、次の駅で降りることにしました。
なぜ私が降りなくてはいけないのか分かりませんが(汗)。。


降りて車両を移ろうとしたら、扉が閉まってしまいました。
あぁ、次の電車あるのかな。。終電だからないか。。

また失敗したなと思いながら、閉まった扉のほうを見ると
先ほどの方がいて、その横で静止してくれた後輩の方が
私に向かって深々とお辞儀をしていました。

nagu8.jpg

びっくりしました。後輩の方はいい酔っぱらいのようです。
驚いて、私も深々とお辞儀してしまいました(汗)
なぜ、私も深々とお辞儀をしているんだかわかりませんが。。

後輩の方も大変ですね。きっと普段はこんな先輩ではないんですね。
あなたの表情からも分かります。大丈夫です。気にしないで下さい。
でも、あなたのおかげで助かりました。


nagu9.jpg

その横には、先ほどの勢いをなくして
大人しくしている先ほどの方がいました。

酔っぱらいの先輩。きっと飲み過ぎたんですね。
私もお酒は好きなので、よく分かります。
でも、後輩のためにもどうかこんな飲み方はしないでくださいね。

こんなことでいがみ合っても仕方がないです。
お互い傷ついても仕方ありません。
あなたも私もサラリーマンです。


私にも守るべきものがあり、あなたにも守るべきものがあります。
あなたが守るべきものは、まずは隣にいるあなたの後輩です。
その方のおかげで、あなたは何も起こすことなくすみました。
素晴らしい後輩です。どうか大切にしてあげてください。

そう思いながら、終電を見送りました。
なぜ私が見送るのか、自分でもさっぱりわかりませんが(汗)

ふぅー。少し怖かったです(汗)
でも指がなんともなくて良かったです。いろんなことが起こりますね。
そういえば。。三味線の糸。。
早く帰って直そう!と思いました。

今日はブログの更新が遅れてすいません。
この無事だった指で、今日も仕事と三味線頑張ります。



古武術の力を使うということ。

もう12月なんですね。
街が一気にクリスマスムードに包まれてきました。

いつもは見慣れた会社近くの通りも
たくさんのクリスマスの飾り付けが行われて、華やいでいます。




サンタクロースは本当に素敵な存在です。

たくさんの子供たちに素敵なプレゼントを配ろうと
大きな白い袋を抱えて、配るところを気づかれないように
そっと寝ているところへ近づいて、プレゼントを置いて行きます。

Merry2.jpg

1年に一回とはいえ、ご高齢なうえに
寒い中、大きな荷物を抱えて、いろんな家に走り回って
腰などを悪くしないか心配になります。

会社にも、サンタクロースがいます。
みんなが寝静まった寒い日の夜に、どこからか入って来て
大量の書類を抱えて、気づかれないようにそっと近づいてきます(汗)


Merry3.jpg

そして私のところへやって来て
静かに大変な仕事と資料をプレゼントして行きます。
もう年内といっても、時間がほとんどありません(汗)
この時期に頼まれる仕事は、時間的にもかなり無理な仕事が多いです。
厳しいものはやはり厳しいです。ご迷惑はおかけできません。

「すいません。この仕事受けたいのですが、もうすでに
 いろんな仕事でかなりパンパンな状態です(汗)」


勇気を出して言ってみました。
でも会社のサンタさんも大変なようです。
長い沈黙が続いた後に。。
目と目の会話が続き、いつの間にかサンタと少年ではなく
蛇とカエルのにらみ合いみたいな感じになりました。


Merry4.jpg

しばらく沈黙が続きました。
でもこの時間が、なんだか急に無駄な時間に思えて来ました。

いいです。引き受けます。分かりました。引き受けます。
私は会社においてカエルです。こんなにらみ合いを続けるくらいなら
さっさと引き受けてケロケロ鳴いて飛び跳ねるほうが楽しいです。
気持ちよく引き受けて、気持ちよく終わりたいです。
私の返事を聞いて、サンタさんは笑顔で夜空へ消えて行きました。

また大変になりそうな気がします。メリークリスマスです。


Merry5.jpg

私の目の下のクマも厚くなって、白髪もいつの間にか
すごい本数になってきましたが、今週はさらに加速しそうです(汗)

覚悟です。腹をくくるのみです。

自分で引き受ける返事をしたら、頑張って最後までやるのみです。
さっさと全力で頑張って、いい結果を出そうと思います。
早く結果を出せれば、その後に少しでも
三味線に触れる時間が出来るはずです。
それが何より自分へのクリスマスプレゼントになります。

そういえば。。先日の糸巻き吹っ飛ばしてしまうという
大失敗演奏の時に、一つ気づいたことがあります。


Merry6.jpg

緊張していたのもあり、かなり激しい力と
普段以上のスピードでバチを振ったりしたのですが
腕がまったくが疲れなかったのです。
いつもは腕がパンパンになるところなのですが今回は大丈夫でした。

実は、腕の力ではなく、背中の力を腕に伝えて弾くことを覚えたのです。


Merry7.jpg

兄弟子からヒントをいただきつつも、
なかなか自分のものにできず、そこからずっと自分で試行錯誤するうちに
背中の力でバチを振ってあてる方法が、少しだけ体得できて来たのです。
これはなかなか難解で、理解しにくくなかなか身に付きませんでした。

たまたま古武術研究家の、甲野善紀さんの本に出逢って
体の力に使い方発見をしたのです。
この方の体の力についての研究力はすごいです。

Merry9.jpg

甲野さんの古武術の本を、何冊も読みあさり
何本ものDVDを見て研究することで、腕の力を封じて
「体の根本の力の使う方法」が急に分かって来たのです。
器用な指先に頼ると、体の根本から来る力が封じられてしまうので
背中の力を解放させることがすべてのカギになるそうです。

今回のおさらい会で、糸巻きは吹っ飛ばしながらも(汗)
体の幹の力を使って、力を入れずに
強く素早くバチを振ることが少しだけ出来たのです。

しかも、一人の時ではなく、人前で出来たことは
私にとって大きな一歩でした。
恥ずかしい経験もしましたが、自分の中では
大きなプレゼントももらえた気持ちです。


Merry8.jpg

とはいえ、糸巻きを飛ばして
地面に転がしている私が、急にこんな極意のような話をしても
なんの説得力もなさそうですが(汗)
私の中の小さな手応えだったので、嬉しい気持ちになりました。
私にとって、何よりも嬉しいクリスマスプレゼントでした。
師匠、兄弟子、姉弟子、甲野さんが気づかせてくれたことが
少しづつ、つかめて来ました。
このプレゼント大事にしていきたいと思います。

腕の力を抜いて、体の根幹の力で、軽く素早く最大の効果を発揮する。

分かりはじめたパズルのようです。
たくさんの名人が力をぬいて演奏しているように見えるのに
すごい音が出る理由も少し分かってきました。

手の力ではありません。根幹の力です。
そうだ。。これで仕事してみよう。


Merry10.jpg

なんだか少し軽い力で仕事できるような気がしました。

私は絵も、文字も、筆圧が高くてついつい腕に力を込めてしまいがちです。
ずっと腕に頼っていては、いつか疲労の限界があります。
きっと腕が腱鞘炎になってしまいます。
体の力をうまく使って仕事をこなして行く必要があります。
腕だけでなく、根幹の力を生かして行こうと思いました。

古武術研究家の甲野さんがDVDの中でこう言っていました。

「格闘技でも、音楽でも、どんな世界でも、腱鞘炎を起こすようでは
 本当の体の使い方をしているとはいえない。プロではない。
 体の使い方としてまだまだ未熟な使い方です。」


なるほど。仕事も三味線も未熟ですが、長く続けて行くためには
体をうまく使う必要がありそうです。
ある部分のみを徹底的に疲労させるやり方は賢明とは思えません。
体の根幹の力を上手く使って行きたいです。

今日は手にたよらず、根幹の力でブログを書いてみました。
驚くほどまったく疲れず、もっともっと書きたくなってしまいました(汗)
あまり長くなるのもどうかと思いますので
今日はこのあたりにしておきますね。
また詳しく書かせて頂きます。
今日も三味線と仕事頑張ります。


プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

リンク
ブログランキング
ブログランキングに参加しています。 ボタンを押して応援していただけると 励みになります。
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
このエントリーをはてなブックマークに追加
サラリーマン ブログランキングへ