本番先生



街中で、外人の方から道を尋ねられました。

「 Where is HAKUHINKAN? 」

ハクヒンカン?あ、博品館のことですね。
博品館は、この近くにある有名な玩具屋さんです。




博品館の行き方を聞かれたようです。
了解しました。お任せください。
ちょうど英語を勉強し始めたところです。

英語で博品館までの行き方を伝える事にしました。
でも、いざ話そうとすると、まったく単語が出てきません(汗)
焦れば焦るほど言葉が出て来ず、会話がすすみません。


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よく考えたら、私の英語の勉強は、第1章の
「NATTO(納豆)」のところで止まっていました(汗)

信号って英語でなんて言うのか、交差点って何て言うのか
とっさに単語が浮かんでこなくて、困ってしまいました。
あぁ、納豆について聞いてくれればまだ答えられるのに。。

思うように話せなかった自分を反省しながら
第2章の「UDON(うどん)」を勉強する事にしました。


English6.jpg

いつか私が外人の方に「UDON」の素晴らしさを
英語で話す日が、本当に来るのかどうかは分かりませんが(汗)
「UDON」の素晴らしさについて真剣に英語で勉強しました。

英語の勉強において、まず大事な事は
「本物の発音を何度もしっかり聞く」ことだそうです。


English5.jpg

繰り返し繰り返し聞く事で、耳が慣れてくることが大切だそうです。
そしてその音を必死に真似してみる事を繰り返し行った上で
さらに重要なことは、それを勉強や練習に終わらせず
未熟な段階を恐れず、人前で話してみる事だそうです。
実際に外人の前で英語を披露してみる事が良いそうです。

ん。。なんだか三味線の修行にも通じる感じがしてきました。


English4.jpg

繰り返し良い演奏の音を聞いて、何度も稽古を行いながら
それを勉強や練習に終わらせず
人前で演奏してみる事が、自分を成長させてくれる感じがしています。
人前で弾く事がかなり緊張するという事や
持っている技術でいかに臨機応変に対応するかと言う事や
目の前の人にいかに喜んでもらうかということを
かなりのスピードで勉強出来る感じがします。


English3.jpg

そして本番で、様々な恥や失敗も経験することで
その後の一人の稽古にも真剣味が増すような感じがしています。
どうしたらもっと演奏に説得力が増すか
聞いている方に喜んでもらえるか
良い音色を奏でられるようなるか
失敗を減らして感動を増やせるようになるか
自分なりに真剣に考えて試行錯誤するようになります。


English2.jpg

稽古も大切ですが、本番を積んでいく事も大切な感じがします。
本番は、さまざまなことを教えてくれます。
本番は私にとって先生のような存在です。
「本番先生」と呼びたくなるほど「本番」には沢山の事を学びます。

「上達していつか完璧になってから英語を話そうと思う人は
 英語の上達が遅くなります。未熟でも人とどんどん英語で話して
 自分の失敗にどんどん気づき、恥をかいたところを
 コツコツと勉強して直していく人の方が上達が早いです。」

トライ&エラーの繰り返し、そして、改善のための試行錯誤。
なんだか三味線も英語も、向上する方法は同じような気がしてきました。


English1.jpg

上手い方の音をしっかり聞いて、地道な稽古を繰り返した上で
どんどん恐れずに人前に出て本番の真剣勝負を経験して
恥をかいたり、足りていなかった部分に自分で気づいて
しっかり稽古して補強して、次の本番に向けて
自分を高められるよう頑張るということが大切な感じがしてきました。
英語も三味線も、稽古の量と本番の数を増やす事が重要なようです。
来月から三味線の本番を増やそうと思います。
さらに稽古時間も増やしてみます。
もっともっと練習と本番を積まなくてはと思いました。
今日も英語と三味線と仕事頑張ります。



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針と糸と三味線と



演奏本番前の控え室で、着物が破れている事に気づきました(汗)

どうも袖がピラピラするような感じがしていましたが
まさか破れているとは思いませんでした。


破れた着物7

何かに引っ掛けてしまったようです。
おそらく、今までのボランティアの演奏で
荷物を運ぶ際に引っ掛けてしまった気がします(汗)


破れた着物8

せっかくの一張羅の黒紋付が台無しです(汗)
着物屋さんに持って行くほうが良いかと思いましたが
なんとか自分で直してみることにしてみます。

まずは、手芸用品店に行って糸を買う事にしました。


破れた着物6

正絹の着物の補修には、やはり絹糸が良いそうです。
手芸用品売り場は女性が多くて、完全に男の私は浮いていますが
私はこういう手芸用品の売り場がなんだか落ち着きます。

実家が小さい頃から、「洋裁教室」をしていたからかもしれません。


破れた着物5

糸や布やボタン、マチバリやミシンばり、カーブ定規や型紙に
囲まれているとなんだか小さい頃を思い出してワクワクします。
母の洋裁教室は、私にとって「学びの場」でした。

針と糸とハサミで、様々な衣服が生まれていくのを見るのが好きでした。


破れた着物4

毎日見ていても何をしているのかわからないほど、
チクチクと地道な作業を母がずっと繰り返していくうちに
ある時、たんなる1枚の布が、ゆっくりと
洋服の形に変化していくのが見ていてドキドキしました。


地道で孤独な作業の繰り返しが
華やかな洋服を生み出すんだと知って驚いた記憶があります。


破れた着物3

1枚の布を様々なものに生まれ変わらせることは
手品でも魔法でも特殊な力でもなく
ひたすら地道な作業をコツコツ進める力と
根気と粘りと継続力、そして想像力と技術なんだと
見ていて学んだ記憶があります。


そんなことを思い出しながら、着物の袖の補修を終えました。


破れた着物2

完璧ではありませんが、なんとか袖がピラピラしなくなりました。

これで人前で演奏しても、袖が破れているのは
わからない感じになりました。直してみて良かったです。
でも糸の縫い目をまじまじとよく見てみると。。
やはり私の仕事は素人仕事だと感じました。


破れた着物1

糸の縫い目を見てみると
私の塗ったところはかなり荒っぽく間隔もまちまちでした。
もともと仕立ててくださった方の縫い目と見比べると
その方がかなり丁寧な仕事をしてくださっていた事がよく分かります。
一針一針繊細に糸を通してくださったことがわかります。
私の補修したところの縫い方とは雲泥の差がありました(汗)
やはりプロにお願いした方が良かったかもしれません。
でも、自分で直した分、さらに着物に愛着がわいてきた気がします。

これからもこの大好きな着物を着て
ひたすら地道な練習をコツコツ続けて
根気と粘りと継続力、そして想像力と技術を磨くためにも
沢山の本番に挑んでいこうと思います。
一針一針に心をこめるように
一音一音を大切にしてみたいと思います。
一枚の布が様々な形の服に変わるように
私の演奏が、様々な音色を生み出しながら変化するように
今日もコツコツと地道に三味線のお稽古頑張ります。



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ボランティア健康法



年に1回の健康診断を受けました。

私の生活についてヒアリングがあったうえで
お医者さんから様々なアドバイスをいただきました。


夏ボラ7

「睡眠時間が少なすぎます。睡眠をたっぷりとってください。」

ご忠告ありがとうございます。早めに布団に入る事にしました。
でもなかなか寝付けません。演奏の事を考えて眠れない私がいます。


夏ボラ4

いろんなことをシュミレーションして、寝付けないんです。

「じゃあ、せめて休日くらいゆっくりたっぷり眠るようにしてください。」


そう先生からアドバイスされました。心配してくださっているようです。


夏ボラ6

心配してくださって恐縮です。ありがたいです。
でも、休日は寝ている場合ではありません。

いつもより早起きして三味線の準備をしている自分がいました。


夏ボラ5

「健康な生活を心がけて、ストレスを極力減らしてください」

お医者さんの言葉を思い出しながら
初めてお声がけいただいた場所でのボランティアに向かいました。


夏ボラ3

初めての演奏を引き受ける事は少し緊張感を伴いますが
このストレスは心地よく自分を成長させてくれる感じがします。

「仕事で疲れた体を、適度に体を休めてあげてください。」


夏ボラ2

温かいアドバイスに感激しましたが、体を休めている暇はありません。
週末は全力で三味線の演奏です。しかも着物で真剣勝負です。

「そろそろ無理のきかない年齢ですから注意してください。」


夏ボラ8

無理のきかない年齢。。たしかにそうかもしれません(汗)
でも暑くても頑張って汗かいて無理しても
目の前の方に喜んでもらえるよう、頑張りたいと思います。

「しっかりとたっぷり栄養をとってください。それが健康につながります。」


夏ボラ1

またまた先生の言葉を思い出しました。
栄養をとれているかどうかはかなり怪しいですが
演奏を終えた後に沢山の拍手と声援をいただきました。
これが私の元気や健康に繋がる気がします。
拍手や声援が私のビタミンで、健康の素なんだと実感しました。

「無理のきかない年齢です。すべては自己責任です。
 気をつけながら、悔いの無い毎日をお過ごしください。」

私も先生の意見に同感です。
無理のきかない年齢の私ですが、気をつけながら、
悔いの無い充実した毎日を過ごしてみたいと思います。
今日も頑張って三味線と仕事頑邁進します。


本日の演奏の様子です
http://kunikaze.jimdo.com/ボランティア2/


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「 IN 」してみました(汗)


シャツの裾を、ボトムスの中に入れることにしました。

シャツの裾を出して着ることが多かったのですが
今はボトムスの中にINするほうが主流のようです。


ベルト8

「ボトムスの中にINする」という言葉も使ってみたものの
「シャツの裾をズボンに突っ込む」のほうがしっくりきます(汗)

やってみると、少しだけ気持ちが引き締まる感じがしました。


ベルト7

今まで、シャツの裾で隠れていた「ベルト」が丸見えになります。
昔から使っている古いベルトが丸見えになってしまいます。
なんだか急に恥ずかしくなってきてしまいました(汗)

ベルトを買うために渋谷の古着屋さんに行く事にしました。
店内にある、さまざまなお洒落な「ベルト」の中から
気に入った1本を選びレジに持って行くと。。


ベルト6

「お客様、こちらの商品、試着の方はされましたか?」

そう聞かれました。試着? なるほど。試着ですか。。
ベルトで試着とは考えていませんでした。でも大丈夫です。
ベルトは大抵少し長めで、それを家で切ったりつまんだりして
自分のサイズに合わせるので、特に試着はしなくて大丈夫です。


ベルト5

そう言って試着はせず、ベルトを買わせていただきました。

三味線の駒やバチも、最近では三味線屋さんに頼まず
自分で自分の使いやすいように調整しています。
ベルトも、自分で帰ってから長いベルトを
自分の使いやすいサイズにチョキチョキ調整してみます。

自宅に帰ってから、まずどれくらい長さが余るベルトか
実際につけてみる事にしました。
ん??? あれ????????????



ベルト9

え??? なんで?? 何でしょう。このベルト。
どれくらい余るベルトなのか試そうと思ってつけてみたのに
余るどころか、ベルトの端と端がくっつきません(汗)
え?? これどうなっちゃってるんでしょうか。
普通は買ったばかりのベルトは長いのが普通のはずなのに。。
私が太ったんでしょうか(汗)ベルトが短いんでしょうか。
お腹をへっこませてもまったく端と端が近づきません。


ベルト4

あああああぁぁぁぁ、なんと言う事でしょうか!
まったくベルトが私の胴のサイズに足りていません(汗)
どうやら、かなり長さの短いベルトを買ってしまったようです。

「こちらの商品、試着の方はされましたか?」

店員の方が、私に確認した意味が今さらながら分かりました。
買ったばかりのベルトは少し長めという常識は
古着屋さんにはあてはまらない常識でした(汗)
前にこのベルトを身に着けていた方はかなり細身だったようです。


ベルト3

私のこのベルトの結べない姿の間抜けさが、自分でも嫌になります(汗)
若い頃の服が体に合わない、太った中年の姿そのものでした。
悲しいかな、これを身につけていた方は
私と違って驚くほど、かなりモードなファッションの方かもしれません。
ベルトの半端じゃない短さから、かなり腰の細い若者を想像しました。
中年の私の胴にあうわけがありません(汗)失敗です。
まさか、私がそんなモードなベルトを選んでしまっていたとは。。

ベルトもきちんと試着したうえで買うべきでした。
いい加減な買い物をしてしまった自分を反省しつつ
改めて洋服って選ぶのが難しいと感じました。


ベルト2

今の時代のファッションを少し洋服に取り入れようと
せめてベルトだけでも少し良くしようと思っただけだったのですが
無惨な形でファッションからはじき飛ばされてしまいました(汗)

やはり私には着物です。着物は私に優しい感じがします。
そして日本人の体系に優しく、中年にも優しいところが素晴らしいです。
袴をはく時におしゃれな流行のベルトはいりません。
どんな体系であろうと、どんな腰回りのサイズでも
紐をきつく結ぶ事で体にぴったりとフィットしてくれます。
自分の着付け方次第でゆるくすることもきつくすることも可能です。


ベルト1

着物って素晴らしいです。
丁寧に扱えば、かなり長い間その着物を着ることが出来ます。
そしてきちんと着付ける方法を身につければ
多少体型が変わっても、その時の体型に合わせて調整できます。
流行で着付け方が変わる事もありません。呼び方が時代で変わる事もありません。
あぁ、着物って素敵だな。日本人の知恵と優しさがつまっています。

買ったのに締められない可哀想なベルトを見ながら
改めて着物の良さを実感しています。
「着物」がある国に生まれて良かったと思いました。
袴の紐をきつく締めて、ぐっと気を引き締めて
週末の三味線の1時間の演奏頑張ってまいります。



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BROTHER



先日のボランティア演奏で、しばらく出番待ちをしました。

三味線を持って、廊下の椅子に座っていたのですが
着物姿の二人なのでかなり目立ってしまようです。


兄弟8

通りがかる方から次々に質問を受けました。

自分たちの事について、一生懸命説明していると
近づいてきた方から突然こんな質問を受けました。


兄弟7

「何兄弟でしたっけ?」

何兄弟? 私たちのほうを見ながら質問しています。
我々の事でしょうか。私たちは兄弟ではないのですが。。
その瞬間にピンと来ました。吉田兄弟です。

二人で着物姿で三味線を持っているので
吉田兄弟をイメージされたのかもしれません。

兄弟6

とんでもありません。私たちはそんなすごい者ではありません。
吉田兄弟は津軽三味線界の大スターですごいお二人です。
私たちにとっては「雲の上の存在」です。


私たちは兄弟じゃない事や、すごい演奏者じゃないことを
詳しく丁寧に説明しようと思いましたが
ふと頭に違う考えが浮かびました。

兄弟5

もしかして質問した方は、遊び心で「何兄弟?」と
私たちに聞いてくれているのかもしれません。
もちろん吉田兄弟じゃないことを分かっているうえで
あなたたちは何兄弟?という少しウィットを含んだ
質問をしてくれている気がしてきました。
だとしたら生真面目な答えもチグハグになりそうです。


ウィットにはウイットで答えたいと思います。


兄弟2

「澤田兄弟です。」

と答えてみました。大して面白い答えではありませんが
「私たちは吉田兄弟でもなければ、実の兄弟でもありません。」
というよりもいいかなと思いました。どうでしょうか。
澤田兄弟。なんか違和感があって変に思っていただければ。。
聞き慣れない響きで少しクスっとしていただければ。。


兄弟4

大失敗したようです(汗)クスッどころか、キョトンとされています。
私の冗談が中途半端だったようです。失敗です。

「二人とも澤田流という流派で三味線を弾かせていただいているので
 あえて言うなら、澤田兄弟でしょうか。
 でも私たちはまだそんなユニット名を名乗るほどの者ではありません。」

これくらい丁寧に生真面目に答える方が良かった気がしました。
もともとそんなに面白いこと言えるタイプじゃないのに
なんだか無理な事をして失敗してしまいました。


兄弟3

「澤田兄弟さん。澤田兄弟さんですね。楽しみです。。」

あ、冗談のつもりがそう受け取られなかったようです。
ごめんなさい。私たちもしかしたら、本当に「澤田兄弟」という
2人組みのユニットと思われてしまったかもしれません。
ああ、今さらながら必要のないウィットでした(汗)
あぁ、恥ずかしいです。すべった冗談は取り返しがつきません。

恥ずかしくて動揺する私に、兄弟弟子が。。。


兄弟1

くううう、兄弟弟子の言葉、優しい。。。。

ありがとうございます。そうですね。
温かくて真面目なフォローありがとうございます。
そうなんです。間違いではないんです。
でも面白くなかったんです(汗)

すべてにおいて中途半端だったんです。
会話の読みもあまかった気がします。
普通に吉田兄弟の話題をしたかったのかもしれません。
なんだかさらに恥ずかしさを感じて
自分が痛々しく感じました。

うまくない冗談を反省しながら、気持ちを切り替えながら
兄弟弟子に励まされながら、
この日は澤田兄弟のお兄ちゃんとして
恥ずかしながら本番に向かいました。
すべった冗談のご迷惑を演奏でお返し出来ていれば良いのですが。。
出来ていないかもしれないので。。
今日も反省しながら三味線と仕事頑張ります(汗)



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プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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