アイデア打ち合わせは戦場です。

打ち合わせ


いつの間にか会社の中では
ベテランという扱いになってきてしまいました。
最近打ち合わせが、正直怖いです。
みんなで考えてきたアイデアを持ち寄るのですが
若手のころとは違って、ベテランとして
何案くらい持っていくのがいいか悩みます(汗)

ベテランが100案頑張って持ってきたら、
その必死さに若手がひいてしまいそうな気がします。
かといって1案というのも、よっぽど確信がない限り
難しいです。そもそも、そんなに自信がありません(汗)
今日の打ち合わせは10案にしました。
ゆるい案も少しまじっていますが
ベテランらしい、いい量な感じがします。

「じゃあ、みんなどんどんアイデアを発表していこう。
 まずは若手からいこうか。新人からいこう!」


こういう打ち合わせはだいたい若い順になります。
2人、3人、4人どんどん発表していきます。
私の順番はラストの8人目ですが、私の番まで来るあいだに
持ってきた10案がどんどん出しづらくなってきました(汗)

すでに、途中で私の持っている10案が危うい状況になってきました。
4案がすでに若手ともろにかぶってしまいました。
若手と同じ案では、ベテランの意味がなくて出しづらいです。

2案は私のアイデアをより進化させた案が新人から出てしまいました。
アイデアは同じでも、私のほうが浅いので出しづらいです。

さらに2案は、若手が「浅いよ、こんな案。」と怒られていました。
まずいです。それ私も書いてきてしまいました(汗)出せません(汗)


10案持ってきたのに、すでに残るは2案です(汗)困りました。

「いいじゃん!この案!最高だよ、素晴らしい!」

私の前に案をを出した人がすごい勢いで褒められていました。
その案、私の残り2案のうちの1案と同じです。。(涙)
困りました。後輩の手柄を横取りするみたいで逆に出しづらいです。
残る1案を自分でたしかめたところ。。
自分でも驚くほど、ものすごくゆるい案です。
でも、これしかありません(大汗)
しかも1案です。自信もない案で1案です。。
トリです。みんな期待して私の案を見ようとしてくれます。
思いきって1案を説明しました。

「ん。。。え? ん。。。。これ1案?。。あ、ん?。。。。。。
 あー、なるほど、そうか、さすが。あえてこういう案をおすんだ。
  なるほど、、、逆にすごいね。ベテランは違うね!これをおすんだね、」


違います。まったくおしてません。
なんでこの1案をだしているのかも自分で分かりません。
妙な間があった後、みんなが真剣に案を
理解しようとしてくれています(大汗)
みんなベテランに対して優しくて、持ってきた1案にはよっぽど深い考えや
意味があるんだろうと思って解釈してくれています。
ありがたいけれど申し訳ないです。うわっ、見ないでください。
流してください。こんな案ですいません(汗)

「はい、あえて、こういう案を考えてきました(涙)」
ベテランの苦しまぎれの発言です。どうかお許しください。
いやあ、情けなかったです。まさかこの案1点押しになるなんて。
やはりこれからは100案は一応用意しておいたほうがよさそうです。

そういえば。。

「若手に弾く手を全部やられちゃったよ!」

ある三味線の名人がライブの中で言ったことを思い出しました。
じょんから節を様々な人が弾いた後の
最後のトリをその名人の方が務めたのですが
先にいろんな方がさまざまなフレーズを弾いた後なので
やるフレーズがなくて、やりにくいと言って笑っていました。

ただ、演奏しはじめた途端会場が盛り上がりました。
誰も弾かなかった即興フレーズからはじまり
途中に聞いたこともないすごいメロディーライン
様々な演奏のバリエーションもいれて
他の人とはまったく違うじょんから節を聞かせてくれました。
さすが!と心の底から感動しました。

トリを務める人はやはり
技の数とテクニックと経験がいるんだと思いました。
自分の中に、たくさんの引き出しや技の数
があれば、人の出さないアイデアで勝負できるんだと思いました。
私もトリを務められる技術や経験を積んでいきたいと思います。
今日も仕事と三味線頑張ります(汗)




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初めまして

最近なのですが、津軽三味線ブログで検索した所、邦風さんのブログをみつけました。それから毎回読ませていただいております。これからもよろしくお願いいたします。

初めまして!

しもっちさん、見つけていただき、毎回読んでいただきありがとうございます。
そしてコメントいただきありがとうございます!
いろんな失敗ばかりのブログですが(汗)読んでいただいて嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。

No title

こんばんは、邦風さん!

企画出しは大変ですよね。
ある意味、みんな平等な訳で。
新人も若手も中堅もベテランも
同一線上に並んで競うという…。

そんな厳しい世界で長い間がんばっている
邦風さんは立派です。

そしてブログを読んで初めて気づきましたが、
三味線の世界も企画出しのように
後から出すほど難しくなる世界なんですね。

がんばってくださいね、邦風さん!
応援しています。

コメントありがとうございます!

いつもコメント恐縮です。そうなんです!

企画出しは大変で、後になればなるほどヒヤヒヤします(汗)
後輩からいいアイデアが出てくれれば嬉しいと思いつつ
自分からもいいアイデアを出さないとベテランとして恥ずかしいという
悩ましい矛盾の中でもがいております。
結局手持ちはスカスカの1案になることが多くて
お恥ずかしい限りです(汗)

三味線の世界も企画出しのように
前か後かでどういう曲にするか、どんな演奏にするか
かなり神経を使うようです。
でも、名人を見る限り、そんなことを超えて
たくさんの技の数やテクニックをもともと持っていて
その場でどれを選択して、しかも即興で今の瞬間に一番ベストな演奏を
出来るかが大切なんだと気づきました。

三味線も仕事もまだまだトリをつとめられるような
力はないと気づき、これからも精進したいと思いました。
応援ありがとうございます。これからも頑張ります。
プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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