東京で生活しています。

荷物が届きました。

両親からでした。小包です。時々送られてきます。
生ものがないかなど確認するために開けてみました。


ふ1

開けてみると中には、いつものように
いろんなものが入っていました。
お米、レトルト商品、みかんジュースなどなど。

私ももう大人ですし、必要なものは自分で買いに行けます。
コンビニもすぐ近くにあるのに
なぜ毎回こうして送ってくれるのかなと思いました。

ふ2

きっと私のことをいまだに心配してくれているんだと思います。
もしかしたら親にとっては私は
まだ学生だったあの時の私のままなのかなと思いました(汗)


実は、学生のとき、一度だけ親に東京の暮らしが
大変だと思わず話してしまったことがあります。
公衆電話でした。東京のこと、学校のこと
アルバイトのこと、一人暮らしのことなど
思わずうまくいかない東京の暮らしの辛さを話してしまったのです。

「東京って冷たい。地元に帰りたい。」

そんなことさえ漏らした気もします(汗)

よくあるセリフを使って、お恥ずかしい限りです。

ふ3

申し訳ないことをしました。

次の日の朝に、心配した両親がかけつけてくれたのです。
知らない場所や、遠出をすることが嫌いな両親が
遠く離れた東京に、息子が大変だから行ってやらなきゃと
来てくれたたのです。私の好きなたくさんの食べ物を持って。
正直驚きました。まさか来てくれるとは思いませんでした。
ありがたさと申し訳なさでいっぱいになりました(汗)

喫茶店に入り東京の生活や思うこといろんな話をしました。
何時間も黙って両親は聞いてくれました。


ふ4

正直に話せる相手もまだいない頃でした。
最初は愚痴でしたが、喫茶店で何時間も話しているうちに
両親の前で大粒の涙がぼろぼろとこぼれてしまいました。
慣れない生活に気持ちがいっぱいっぱいだったようです
いろんな思いがあふれてしまいました。でも話すだけ話すと
なんだか親の前で、しかも喫茶店で人目もはばからず
涙しながら喋っている自分が急に恥ずかしくなり(汗)
大丈夫、もう少しだけ頑張ってみると私は言いました(汗)

その言葉を聞いて
私の体のことを心配しながら両親は帰って行きました。
とても申し訳ないことをしたな
と思いました。私のもらした弱音でずいぶん
心配をかけてしまいました。


ふ5

両親に反抗した時期もありました。
でもあの時、東京の街の中でたくさんの人にまぎれながら
私に向かって笑顔で必死に手を降り続けている両親を見たら
感謝の気持ちで胸が熱くなってしまいました。

もう少し頑張ってみる。

そう言って、あれから20年以上
両親には弱音をはいてはいません。

いつの間にか東京の生活にも慣れ、仕事をし、そして
津軽三味線まで頑張りながら過ごしています。
苦しいことを苦しいと言わないようになりました
いろんな方にアドバイスいただきながら
辛いこともポジティブに乗り越えられるような考え方を
身につけられるようになりました。

ふ6

昨夜は三味線でお世話になっている方々から
私がライブや様々な活動を一人で頑張っているから応援したいと
お寿司屋さんで慰労会を開いてくれました。
温かい言葉や、叱咤激励、すべてのお心遣いに涙がでそうでした。

東京には優しい方達がいます。
仕事や三味線を通じて親のように私を心配してくれる方や
仲間や、励ましてくれる方
とても心の温かい方達に会うことが出来ました。
私はとても励まされています。
東京は冷たいなんて
そんなことはありませんでした。

ふ1

素晴らしい人たちのおかげで
もう両親に弱音を吐くことも
東京に来てもらうこともなくなりました。
その代わり、いつも両親からは小包が届くようになりました。

小包を見ると、あの時の自分を思い出します。
あのときたくさんの食べ物を持ってきてくれた
両親の姿も思い出します。
私は大丈夫です。でも、送ってくれる気持ちがありがたいです。
周りの方達に感謝しながら
今日も東京で元気に仕事と三味線頑張ります。

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シオンです

こんにちわシオンです!

世の中やっぱり色んな人がいるんですね
邦風さんにはいた言葉は自分には

負け犬の遠吠えにしか聞こえません

強い人間や器の大きな人間は人をけなす様な事は言わないですから

気にする事はないです

そうそう今日のブログ
自分には東京で働いてる長女そして神奈川の大学に行っている長男がいます
邦風さんの両親の気持ちよくわかります

いくつになっても子供って可愛いし心配なんですよね
元気でやっててくれさえすればいいんです

素敵な両親です 涙

Re: シオンです

シオンさま

コメントありがとうございます。
そうなんです、人によっていろんな見方があるうえに
仕事とは別のことをしていくことに対して
誤解も沢山あるなと思いました。

シオンさんの言葉に力をいただきました。
ありがとうございます。気にしないように
自分の耳で感じる三味線の力を信じて
少しでも広めて行きたいと思います。

大学生のお子さんがいらっしゃるんですね。
きっと優しさは伝わると思います。
私はその場での会話は覚えていませんが
会いに来てくれたこと、たくさんの食べ物を
喫茶店に持って来てくれたことが
いまだに心に残っていて、恥ずかしながらも
感動して、親の気持ちをありがたく思っています。

いまだにきちんとお礼を言えないままですが
感謝しています。親子って深いですね。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: おはようございます

コメントありがとうございます。

そうですね!
是非 今度田舎に帰った時するようにしてみます。
ありがとうございます。 感謝の気持ちは伝えていくようにします。
私も三味線をやってて良かったと思います。

そして温かいコメントをいただき
ブログもコツコツ続けていてよかったと思います。
三味線は地道な努力の日々が続きますが
いろんなところで同じ思いで頑張っている方がいると思うと
励みになります。感謝です。
私も仕事頑張ります。
プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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