三味線の胴袋を開く瞬間、ドキドキしてしまいます。



よし!これから練習だ!
そう思ったとき、三味線を用意してバチを用意して
全身が仕事とは違うモードになって、
これから音色の世界に入ってく!という
ワクワク感で気持ちがいっぱいになります。
ただ、準備の時に一瞬よぎる不安があります。。

この胴袋を開いたとき、皮がやぶれていたらどうしよう。。

これは、一度破れた体験をした人なら
誰もが思うことかもしれません。

あの破れる音、皮に斜めに入った残酷な破れ方、
破れてしまった三味線のなんとも可哀想な感じ。。
湿気の多い日、気温の高い日、温度差の激しい日、
仕事が忙しくて何日も三味線を取り出してなかった日などなど。
とにかく早く出したい気持ちと、
出すのが怖い気持ちと入り交じります。

三味線の皮の部分は、練習後乾いた布でふいたり、
胴袋の中にも防湿剤をいれたり、とても大切にあつかうようにしています。
ただ、大切にしたからといって
三味線の皮は破れないことはなく(もちろん大切にしないよりは良いと思いますが)
どんな三味線の皮もいつかは破れるのです。
ただ不安なのはいつ破れるのかがわからないということです。
それは練習の日、本番の前日、当日、いつくるかわかりません。
私はあるパーティーで弾く日の朝に破れました。
演奏できないことを当日汗かきながら謝りました。

三味線の胴袋を開く瞬間はいつもどきどきするのは、
この楽器を選んだらずっとつきまとう悩みなのかもしれません。

今日も開いたところ大丈夫でした。ホッ。。。
三味線に感謝しながら一生懸命ひかせてもらいました。

これからも三味線のコンディションを気にしながら、大切に扱い
どきどきしながら、練習を続けていくんだなあと思いました。

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プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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