やり直すということ。

ある仕事がやり直しになりました(汗)

コツコツ進めて来た仕事だけに、ショックを受けてしまいます。
もう少しで完成すると思っていましたが
何が起こるか分からないものです。


包丁1

気を取り直して、最初からやり直しです。
仕事には、落ち込んでいる時間などありません。

もう一度、自宅でゼロベースから考え直すことにしました。


包丁2

でも、正直なところなかなか自分にエンジンがかかりません(汗)
こんな時は気分転換が必要です。私は、台所に立ちました。

集中したい時はこれに限ります。包丁研ぎです。


包丁5

砥石に対して、包丁の刃先の角度を一定にして
ひたすら包丁を研ぎ続けるのです。
シューー、シューー、シューーという音が耳に響き続けます。


包丁4

どんどん無心になります。
肩の力を抜いて、ひたすら刃先の角度を一定にして
同じ動きを繰り返しながら、包丁を研ぎ続けます。


包丁6

何も余計なことを考えず、研ぎ続けていると
気持ちがとても安定し、精神が集中してくるような感じがします。
料理人でもない私が、夜中に、急に包丁を研ぐのも不気味ですが(汗)
これがなぜかとても自分をリセットできる感じがします。

ピカピカになった包丁を見るのはとても気分がよく
短時間でも集中できた自分に少し自信が持てるようになります。


包丁7

もしかしたら。。。
三味線も同じかもしれません。
余計なことを考えず、無心になりながら、リズムに集中して
ひたすらバチの角度をぶらさず、一定の角度に保ちながら降っていく。


包丁9

同じ角度、同じ間合い、同じリズムで叩き続ける。
体の力は抜いて、変なクセは無くして、バチが皮にあたる角度を安定させる。
私のバチ付けはまだまだ安定にはほど遠いのですが(汗)
何かヒントがあるような気がしました。


包丁8

思わず、仕事を忘れて三味線を構えてしまいました。
バチの振り方、皮へのあて方、その角度、手の角度、姿勢、
クセがついてきたと思う頃につねに見直してリセットしなくてはです。
左手も同様に、つめが糸を押さえる角度と圧力を安定させるように心がけます。


包丁10

糸に対して直角に。
そして爪を使うところはしっかり爪を立てて、爪の真ん中で糸を押さえる。
考えず、集中して、爪を立てて引き続けていると。。

いつも変な位置に出来ていた、
爪の糸道(爪と糸があたり続けることが出来る
糸が1本分通るほどの爪のくぼみ)が、
しっかりと良い位置に、良い大きさで出来ていました。


包丁12

これはとても嬉しい出来事でした。
同じ角度で、同じ動きを、同じ力の使い方で行うことで
しっかりした糸道がやっと自分の爪にできたのです。


包丁11

わずか1ミリ程度の道ですが、私にとっては小さな自信になりました。
私にとって今後の大きな道を作ってくれるほど、嬉しい出来事でした。

気持ちを初心に戻すには、やはり地道な作業を
繰り返し、しっかり丁寧に行うことが大切な気がします。


包丁と砥石に教えられました。
動きを一定に安定させること、無心になることが大切だとわかりました。

あ。。仕事。。。考え直ししなくては(汗)
いきなり大きなアイデアをだそうと思っていました。
自分自身にエンジンをかけるためには、
まずは地道に小さなことからコツコツ考えて行こうと思います。
やる気が出てきました。

初心に返って、仕事も三味線も三味線頑張ります。


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

リンク
ブログランキング
ブログランキングに参加しています。 ボタンを押して応援していただけると 励みになります。
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
このエントリーをはてなブックマークに追加
サラリーマン ブログランキングへ