試してみる男です(汗)



先日は、東京が完全に雪景色になりました。
45年ぶりに、27cmの積雪だそうです。
積もった雪を見ていたら、ある映画のワンシーンが浮かびました。

主人公が雪の中で、三味線を弾くシーンです。
吹雪の中、津軽三味線を構えて音を奏でる印象的なカットです。
でも、現実にはこんなシチュエーションで弾いている人を
あまり見たことがありません。


いわて6

私は、試したくなると自分で止められないタイプです(汗)

本当に出来るのかどうか、指は動くのかどうか
音はどう聞こえるのか、糸はどんな温度になるのか
この大雪のタイミングに試してみたくなってしまいました(汗)
思い立ったらすぐ!を心がけるようにしています。
その日は、吹雪の中、練習用の三味線を持って出かけました。

いわて7


真っ白な雪景色の中で弾く三味線にワクワクしました。
東京なのに、まるで雪国にいるかのような錯覚を感じました。
夢のようです。心はやるなか、落ち着いて何曲か弾いてみました。
すると。。。

いわて5

冷えきってしまいました(汗)
途中から自分が何を弾いているのか、糸に触れているのか触れていないか
わからないほど冷えてしまいました。本当に寒いです。
途中から、ほとんどまともに弾けませんでした(汗)
とにかく手が言うことをきかないのです。


いわて8

当たり前といえば当たり前なのですが
指先だけ開いた手袋や、手を温めるカイロくらいは必要でした(汗)
しかし、そんなものもない昔の時代に、三味線の演奏者が
冬に外で演奏するのは本当に大変だったんだということが
身をもってよくわかりました(汗)

その日の夜は、かじかんだ手を自分の息で温めながら
いったん三味線を置いて、まだ雪が激しく降りしきる中
民謡の仲間の送別会に行きました。


いわて4

一緒に三味線と民謡を頑張って習って来た仲間が
東京を離れて故郷へ帰ることになったのです。
みんなでこれからの頑張りを応援しようと集まりました。


いわて3

民謡の師匠がお声がけしてくださって
集まれたメンバーでお店に行って乾杯をしました。
お酒を飲みながら、そしていろんな話をしながら
温かい鍋をみんなでつつきました。
鍋も美味しく、そして飛び交う会話も美味しく楽しい夜でした。


いわて2

三味線の話、民謡の話、仕事の話、お酒の話、
故郷の話などをしながら、新しい人生のスタートを応援しました。

気がつくと何時間も経っていて驚きました。

外に出ると、まだまだ一面冬景色でした。

お店の中にいる間、冷たい雪のことは忘れてしまうほど
楽しく、面白く、心温まる時間を過ごすことが出来ました。


いわて1

仲間が遠ざかって行くことは正直、とても淋しいのですが
お互いが三味線や唄のことをずっと好きであれば、
またどこかでお会い出来そうな気がします。
そんなことを楽しみに、私もずっとコツコツと
三味線と唄、頑張って行こうと思います。

上を見上げると、まだ雪がちらついていました。
雪って、とても美しいですね。
白くてキラキラしていて柔らかくてフワッとしています。
こんな心やこんな音色を持てたらいいなと思いました。

今日も三味線と仕事頑張ります。






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プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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