左手の薬指についての、とても個人的な話。




大した話ではありませんが、
私の左手の薬指には、秘密があります。
指が曲がったまま、伸ばしきれないのです。

腱が1本切れてしまっていて
指がまっすぐに伸ばすことができません。
曲によって、どうしても指が届かない位置
があって、その度に私の演奏の音は少しずれることがあります。

実は高校生の頃、
父親とささいなことから口論になって、
握っていた湯のみに力が入って、
自分の左手の手の中で湯のみを割ってしまったのです。
父に歯向かっている感じをだそうと湯のみを割りました。
いま考えると、本当に子供でとても恥ずかしいです(汗)
左手から出血した時点で薬指の腱を切っていました。

その後。。。私の薬指は完全に伸びることはなく
日常生活になにも支障がないからいいと思っていたのですが。。
あれから何十年経って、まさか自分が
こんなに薬指を多用する津軽三味線を選んでしまうなんて。。
しかも薬指の使い方でこんなに苦労するなんて


病院にもいきましたが、このままで弾くしかないそうです。
しかも残り1本で頑張っているもう1本の腱のほうが心配だそうです。
演奏しているときに切れたらもう弾けないようです。

うーーーーん。。。自分のしたことが
確実に自分に帰ってきている感じがします(汗)
いまでも左手の薬指が届かなくて困るたびに、父の顔を思い出します。
反抗した自分の恥ずかしい過去も、一緒に思い出します。
父さん、ごめんなさい。本当に馬鹿でした。
今さら言っても何も変わらないので
自分のした馬鹿を前向きに引き受けて今日も練習頑張ります。

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プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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