もう一人の自分とどう付き合うか。



津軽三味線の日比谷大会に行ってきました。
レベルの高い大会なので私はテープ審査に落ちてしまいましたが
せめて兄弟子、姉弟子の応援にいこうと思って行きました。
ただ応援にいくだけではもったいないので、自分の三味線を持って行き
まるで出演者かのように私も控え室で練習しました(汗)
これ、とても良い練習になると思いました。

会場の真剣な雰囲気で練習するのは
緊張感と本番さながらの追いつめられた感じがあってとても刺激になりました。
頑張りすぎて、練習中に何度も糸が切れました。

すぐに新しい糸にするのはもったいないので
切れた糸同士を結び合わせて使うようにします。


インナーゲーム7

糸同士の結び目が、棹にふれると妙なノイズを出してしまうので
糸巻きのほうへ入るようにしてノイズを防いでいます
見た目はよくありませんが、練習はこれで十分しのげます。


インナーゲーム8

一生懸命練習していたら、会場でいろんな方にお会いしました。
ブログでしかお会い出来なかった方に声をかけていただけたり
久しぶりの方にお会い出来たりしてとても嬉しかったです。

「練習頑張ってくださいね!今日の演奏応援しています!」

と言っていただきましたが、実は私は応援に来ただけでした(汗)
申し訳ありません。いつか出られるように頑張ります。
そんなことをブログに書いていたところ。。
書いていたデータが、いきなり吹っ飛んでしまいました(汗)
一生懸命書いていたので、頭が真っ白になりました。


インナーゲーム5

「あーーーあ、やってしまったね。もう同じ内容は書けないな。
 厳しいな。馬鹿だねーー。こまめに保存しないからだよ」


あいつの声がしました。何か失敗した時に話しかけてくる男です。
この男は、嫌味で皮肉っぽいことをいうおしゃべりな男です。


インナーゲーム4

それはもう一人の私です。
こいつは練習中、大会の本番中にも出てくる男です。
自分が一番グサッと来る言葉を、グサッとくるタイミングで言う男です。


インナーゲーム3

演奏中はこのおしゃべりな男に喋らせてはいけません。
この、もう一人の自分の声、心の中にいるもう一人の自分の声の存在を消し
目の前の自分の音や演奏に集中することが大切です。


インナーゲーム2

「あーーぁ、バチ付け外したね!やっちゃったねー。あ、今の音も外した。
 うわっ、焦ってるねーー。ひどい音だね。大丈夫?厳しいなぁこの演奏。」

このもう一人の自分の声をおさえることがとても重要です。

「インナーゲーム」という本があります。
「テニスの試合の本番に急に現れ語りかけてくるもう一人の自分」
との向き合い方が書かれた名著です。
私はテニスはしませんが、三味線に置き換えられます。

インナーゲーム1

演奏の細かいミスをあざけ笑う自分。データを失ったことを
大失敗だとあおり立てる自分。焦らせる自分。

すべてはこのもう一人の自分を自由に存在させすぎている感じがしました
このもう一人の声をシャットアウトすることが出来れば私の勝ちです。
必死に頑張りました。目の前のことに集中しました。


インナーゲーム6

その瞬間に。気持ちが前向きになってきました。

データが消えた→しまった!(汗)→でも無いものは仕方ない→
思い出して書き直そう→0から書くのと違って思い出せば書ける
→さらに前回よりも迷わず書ける→さらに前回より練り上げてしっかり書ける

そう思えるようになってきました。
今日の2回目のブログは、とても良いものになった気がします。
楽しく書き終えることが出来ました。

「インナーゲーム」を制することがすべての鍵かもしれません。
もう一人の自分に話させることないよう、今日も三味線と仕事頑張ります。


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■今日ご紹介した本の詳細は下記になります。
いずれも本番という場での「もう一人の自分」との付き合い方に
役立つ話をしてくれています。

「インナーゲーム」W-ティモシー-ガルウェイ (テニスにおける本番での話です)

http://www.amazon.co.jp/インナーゲーム-W-ティモシー-ガルウェイ/dp/4817200146

http://www.amazon.co.jp/新インナーゲーム―心で勝つ-集中の科学-
W-ティモシー-ガルウェイ/dp/4817202106

演奏家のための「こころのレッスン」―あなたの音楽力を100%引き出す方法 [単行本]

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4276214165/mycoach-22/
(インナーゲームを演奏に置き換えた話にして出版された本です)

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プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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