感謝の気持ちはさりげなく。



ある詳しい方に、着物の正しい着方や
着物での美しい立ち振る舞いについて教えていただきました。

歩き方やお辞儀の仕方など、なかなか難しいですね(汗)


立ち食い9

郷に入れば、郷に従え。
いろんなルールを身につけていこうと思います。
慣れない動きを繰り返しクタクタになりました(汗)

帰りにふらりと「立ち食いそば」のお店に行きました。


立ち食い8

まずは食券販売機にお金を入れて、メニューを選びます。
文字だけ書かれたメニューから、想像力を駆使しながら
悩みに悩んで、シンプルな「せいろ」を選びました。
やはりシンプルな「せいろそば」が好きです。
買った食券を厨房のカウンターに並べた瞬間に。。


「いらっしゃいませ。はい、せいろ一丁。どっち?」

立ち食い7

どっち??いやせいろはせいろですが。。(汗)
どっちって何だろう。右?左?温かい、冷たい?
あ!そうでした。そばかうどんかを聞かれているんですね。
立ち食いそば屋さんは、好みに応じてうどんかそばか切り替えられるなんて
オールマイティーですごいです。あ、そばでお願いします。

「値段同じで大盛りにも出来ますがどうしますか?」

なぜ大盛りで値段が同じなのか、あまりにも既成概念を
ひっくり返す問いかけに驚き、思わず「普通盛りでお願いします(汗)」
と言ってしまいました。でも大盛りより安くなるわけではありません。


「はい、どうぞ冷たいおそばです!」

立ち食い6

驚くほど早いですね(汗)もう来ました。
私が質問の意味に迷っている間に、もう半分用意していた感じです。
この手際の良さ、効率の良さ、相手を読む力すごいです。
見習うべきものががあります。ありがとうございます。
いただきます。どこで食べようかな。。
立ち食いとはいえ、いくつか座れる場所もあるんですね。
「立ち食いそば」はどんどんその意味を拡大していてすごいです(汗)

まずはお水を取りに行きながら、全体の様子を見渡します。
これは立食パーティーで学んだ技術です。

立ち食い5

みんな立って食べていますが、これは立食パーティーではありません。
誰もが無口で、コミュニケーションをとることなく
「自分の空間」をしっかり確保して食べています。
よく見ると、それぞれの方が、一人分空けながら場所を確保していました。
ここにも目に見えないルールが流れているようです。

私も一人分空ける形で、立って食べることにしました。
この立食は緊張することも、落ち着かない感じもなく、なぜか心地よいです。

立ち食い4

しかも蕎麦を食べてみたところ。。
これが美味しいのです。想像していた以上でした(汗)
蕎麦の香りや甘みがかすかに感じられて
しかも伸びている様子もなく、つゆとも相性があっていて
あのスピードで、この味を出せることに
思わず驚いてしまいました(汗)

隣の人に話しかけたいところですが
ここでは黙々と食べるのがルールのようです。
つるつると蕎麦をすすりました。
最後に残ったつゆにそば湯が欲しいところですが
そば湯はあるでしょうか。。(汗)

立ち食い3

こんなところにありました!
ポットです。ポットの中に「そば湯」が入っています。
「何杯でもご自由にどうぞ」と手書きで書かれています。
何杯でもそば湯が飲める??なんて器の大きい店長さんなんでしょうか。
大盛り無料に引き続き、そば湯飲み放題なんて
かなり器の大きな人がやられているとしか思えません。
美味しいそば湯を飲んで大満足して
一言、店長にこの感動と喜びを伝えようと思いました。

食べ終えたお皿を返却棚に持って行くタイミングで
伝えようと思ったところ
素早く食べ終えた方達に先を越されてしまいました。
この人たちもきっと同じ気持ちに違いない。
そう思って観察していると。。


その方達が爪楊枝を口にくわえながら
お皿を棚に置きつつ、ちらっと奥をのぞいて、低い小さな声で
「どうもね。」と一言だけつぶやき、右手を軽くあげ
足早にその場を去って行きました。


立ち食い2

「いやあ、今日はありがとう。美味しかったよ。味に驚いたな。また来るね」

そんな丁寧なセリフや、感謝の言葉はありませんでした。
もしかしたらこれが立ち食いそばのルールなのかもしれません。
スピードに追われる忙しい店長や、バイトの方の時間を極力とらせず
饒舌な褒め言葉や、感謝の気持ちを大げさに表現せず
自分の食べたお皿を自分で返却の棚に持って運び
置いた瞬間にさり気なく右手をあげて「どうもね」と
短い言葉でさりげなく感謝の気持ちと「また来るね」の気持ちを
さらりと伝える。この方が店長さんにとっても
気軽に気持ちを受け取ってもらえるのかもしれません。

郷に入れば、郷に従え。
私も長々と言葉をかけるのを慎みました。
爪楊枝を加えて、右手を軽く上げて「どうもね。」しました。

いろんな世界にルールがあります。奥が深いです。
今日も三味線と仕事頑張ります。

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非公開コメントをくださった方へ

こんにちは、コメントありがとうございます!

そうなんです!着物の着付けとても難しいです。
動き方もかなり慣れないと自然に出来ません。

いただいたコメントにあったアドバイスありがとうございます。
目から鱗でした!調べたり見てみたりしようと思います。
いつも読んでいただきありがとうございます。
頑張ります。邦風
プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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