大人の音楽室




仕事帰りに、ある学校に向かっていました。

津軽三味線の練習のために
その学校の「音楽室」を貸していただける事になったのです。


おんがく6

「音楽室」って懐かしい響きです。
扉を開けて入ってみると、そこにはピアノや黒板、譜面台と椅子という
懐かしい音楽室の光景を見る事が出来ました。

おんがく7

ここなら、思う存分大きな音を出せます。
思い切り大きな声で唄いながら演奏したり出来るので
次の演奏のリハーサルをしっかりやってみたいと思います。

予想外にちょっと広すぎてびっくりしました(汗)


おんがく10

少し間がもちませんが、頑張りたいと思います。
音楽のためにできた部屋、音楽室。
思わず学生の頃の記憶が蘇りました。

苦手だったな。。歌のテスト。。


おんがく1

先生の演奏するピアノに合わせて
大きな声で、しかも友達の前で歌う事の恥ずかしさで
顔が真っ赤になりながら歌った記憶があります(汗)

そして一番苦手だったのは小、中学生まで続いた
「楽器のテスト」です(汗)


おんがく2

笛の試験はいつも、指がガチガチになって動かず
体も小刻みに震えてしまい、出てくる音も

フルフルフルフル、、、フフフフフ、、、ヒュヒュヒュヒュ、、

という情けない音になってしまいました(汗)
「音楽」という授業なんてなくなればいいのにと思った事もあります。
「音を楽しむ」なんて感じた事もありませんでした。
 楽譜も読めないうえに、絶対音感も無く
「音楽」なんて嫌いだと思いました。


おんがく9

音楽の成績はいつも悪く
音楽室に入る事も、音楽の授業を受けることも嫌いでした。

その私が、自分から、しかも大人になって音楽室にいるなんて。

あれだけ嫌いだった音楽の試験のような大会に出て
自分で楽譜を一生懸命起こしたり、耳を鍛えたり
しかも人前で演奏したり、歌うようになるなんて。


おんが12

学校を卒業して、「音楽」という授業がなくなり
大人になって「音楽」という授業の事も
「音楽室」という部屋の事もすっかり忘れていたのに
三味線を持って座っていたのは「音楽室」でした

私はあの頃と同じように、相変わらず楽譜も読めず
絶対音感もありません。
でも、私は三味線と出逢えたおかげで
音を楽しむという事がわかった気がします。


おんがく3

歌ってみました。演奏してみました。
緊張するのも相変わらずのようです。
思い切り調子っぱずれの音が出ましたが、気にせず
練習に取り組みました。何曲も何曲も弾きました。

音楽室で聴く三味線の音色はとても心地よく
何時間も練習してしまいました。
あの頃のつらそうな顔で音楽室にいた自分を思い出しながら
何曲も何曲も自分のために演奏しました。
とても楽しく贅沢な時間でした。

音を楽しむこと。そして苦手なことを楽しむこと。
その頃の自分がいたらそう言ってあげたい気がしました。
三味線って面白いな。音って楽しいな。人生って素敵だな。
そんなことを考えながら今日も三味線と仕事頑張ります。


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意外!邦風さんはアーティストの空気が漂っているから、音楽が昔から好きなんじゃと思っていました!
あたしは逆に、小さい頃からエレクトーンや油絵を習っていて、学生時代も部活は吹奏楽でクラッシックが大好きでした。ロックやブルース、ソウルをガツンガツンに聴きながら、同じテンションでクラッシックや映画音楽も聴いたり奏でたり。今でもシベリウス、ワーグナー、ビバルディは聴きます(^-^)クラッシックは音楽の種類ですが、当時の音楽家って魂はロックですよー。そこに惹かれましたね。彼らの音楽には時代背景が色濃く感じられて、戦争で自由や平和が奪われていくことに関して、歌で抵抗しているのが判ります。そこに反骨精神、、型にハマれない、流されない「ロック」を感じます。
一度ゆっくり聴いてみてください。きっと何かを感じたり、新しい発見をされそうな気がします(^-^)

さとよしさん、とんでもないです(汗)

さとよしさん

コメントありがとうございます。
アーティストの空気が漂っているなんて初めて言われました(汗)
私には主にサラリーマンの空気が
漂っているような気がしています。

絵が大好きで、
絵やデザインのほうは夢中で取り組むのですが
音楽は全然だめで、一生取り組む事は無いと思ってました。
が、人生とは不思議なものですね♪

さとよしさんは、音楽も絵も出来たんですね。すごいです♪
エレクトーンや油絵を習ったり、学生時代も吹奏楽だなんて
すでにかなり早い段階から、芸術方面に頑張られていたんですね。

そして、いろんなジャンルの音を聞かれるんですね。
趣向の幅の広さを感じました。

当時の音楽家の魂がロックだったという話
とても興味深いです。現代から振り返ると「クラッシック」という
音楽のジャンルにおさめられてしまいますが
その当時は「現代曲」ですもんね。
時代背景やメッセージ、感情、反骨精神、など生々しく
込められているんだと思いました。

ありがとうございます。
クラッシックに流れるロックな魂を
一度ゆっくり聴いてみようと思います。
新しい発見も出来そうです。
いつもありがとうございます♪

これからも頑張ります。邦風

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非公開コメントをいただいた方へ

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こんばんは、メッセージありがとうございます。

そうなんです。音楽という学問がとても苦手意識がありました。

でも自由に歌う事は好きだったのかもしれません。

曲名まで覚えていただいていて恐縮です(汗)

お恥ずかしい限りですが、当時から一生懸命何かを楽しむ事は

好きだったのかもしれません。思い出させたいただいてありがとうございます。

和楽器面白いですね。もっともっと楽しんで頑張りたいと思います。

お互い頑張って行きましょう!

邦風

 
プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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