江戸時代の教え



休日です。
午前中久しぶりに、図書館へ行く事にしました。

自動ドアを入った瞬間に、本の匂いがしました。


しょくよう8

入って様々な本の背表紙を眺めながら
なぜかふと気になって手にした本がありました。

江戸時代の「職養道(しょくようどう)」について書かれた本です。

この本の内容に、思わずのめりこんでしまいました。


しょくよう7

「職養道」とは、江戸時代に
独立していく職人達に、師や親方が授けた職業上の心得だそうです。
鍼灸師、易者、医師や髪結い、建築関係の職人などの業種の人々の間で
口伝という形で伝えられた、自らの職を豊かに発展させるための
極意のようなものだそうです。


この職養道は現代のサラリーマンの私にも
役立つ事が多い感じがしました。以下、抜粋させていただきます。


しょくよう6

第一条は、同業者の悪口を言うなかれと書かれていました。そして

第二条、一切の弁解をするなかれ。

私も仕事で逆境を感じる場面がありますが、肝に銘じたいと思います(汗)


しょうくよう5

第七条、後の心配りを忘れるなかれ。

そうですね。仕事をやり終えたその後に、重要な事がある感じがします。
第十二条、妖気ある人と付き合え。どういうことでしょうか。
一つ一つ、気になる教えがあって読みこんでしまいます。
そして途中から、ビジネスではなく三味線のことに置き換えて
読んでいる自分に気づきました。

第十五条、仕事の正否は段取り次第。


しょくよう4

まさに三味線は、事前の準備が演奏の良し悪しを決める感じがします。
準備は入念に、しっかり糸を伸ばして
駒の位置と角度を調整し、さわりをつけて良い音が出ることが重要です。

第十八条、勤勉だけでは数字は上がらない。


しょくよう2

コツコツ練習しながら、時々怖いもの知らずで
人前で演奏して沢山恥をかくことが上手くなるために重要な気がします。
すいません。本にはまったくこんな事書かれていませんが
私はつい三味線に置き換えて考えてしまいます(汗)

第十九条、明日を思うな、今を生きろ


しょくよう3

まさにその通りです。
今この瞬間に集中して、良い演奏をすることが大切です。
今日より明日が、今年より来年の自分の方が
うまく演奏出来るとは限りません。
今、この瞬間に出来るベストな演奏をしようと思う心が大切です。
江戸時代の人は良い事言うなあ。

第十六条、天にかなう陽気を心がけよ。


しょくよう1

了解しました。
人前に立つ時は、テンションを上げていったほうがいいですね。
明日初めて行く場所でのボランティア演奏
精一杯の元気な演奏をして頑張りたいと思います。
1時間の演奏とおしゃべり、喜んでもらえたら嬉しいです。

第十七条、言葉は身のすべてを表す

やはりそうですよね。
そんな気がしていましたが、改めて江戸時代の方に
言われるとやはり間違いないと実感しました。
司会する時の言葉には、私の今のすべてが
出てしまっているはずです。
言葉遣いに注意するだけではなく
生き方そのものを正直に真っすぐにしていないと
いけないなと思いました。

このブログも、私の心や生き方がすべて言葉になって
出ていると思うと身が引き締まります。
江戸時代の方の言葉が私に響きました。
これからも仕事と三味線に真っすぐな気持ちで
取り組んで行きたいと思います。

仁•義•礼•智•信
にわけられた様々な自らの職を豊かに発展させるための極意と
その心を平成のサラリーマン三味線も受け継いで行きたいと思います。
休日に良い刺激を受けました。

今日も三味線と仕事、頑張ってまいりまする。





■『江戸秘伝・職養道のすすめ』佐藤六龍著 講談社プラスアルファ新書

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プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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