演奏は格闘技です(汗)



先日の、日比谷大会の演奏を師匠に見ていただきました。

上手く行かなかった演奏を見ていただくのは
師匠に対してとても恥ずかしくて、勇気がいりました(汗


格闘技8

すいません。もっと良い演奏をしたかったのですが
私は本番ではまだまだこんな失敗をしてしまいます(汗)
この大会、完全に空気に飲まれて、敗北してしまったような気がします。

三味線大会はある種、格闘技のようなところがあります。


格闘技7

ふと、先日のブログを読んでくださっている方のコメントを思い出しました。

その方によると、日比谷大会は冷静に考えてみると
【全国から師範、プロが集結して一番を決める大会】 なので
例えば極真空手だったら【全日本空手道全日本大会】 みたいなものだそうです。
なるほど。。空手は詳しくないのですが、分かりやすいです。


格闘技6

全国から強い人、師範、黒帯が集結してるようなものなんですね(汗)
そんなところに私はひょこり出場してしまったようです。
控え室や舞台裏に流れる緊張感は相当なものでした。
そんなすごい演奏をする方ばかりに混じって出場したためか
あの日以来、私の中にもう一人の自分が芽生えてしまいました。


格闘技5

かなりストイックな、厳しい目つきのもう一人の自分が
ずっと自分につきまとっているのです(汗)
そして私の横で、私を厳しい言葉をつぶやいてくるのです。

「大会に出て、あんな失敗をして恥ずかしくないのか!」

恥ずかしいですよ。恥ずかしいかけれど失敗は取り戻せません。
次に向けて練習するのみです。青森大会に向けて頑張ります。


格闘技4

もう一度曲を作り直そうと思いました。
今回弾いた曲を、もっと大会用に整理してみる事にしました。

「そんな小技で勝てる思うのか!音が出ていない!音色になっていない!」

急に耳元でそんな声がしました。
確かに曲以前に音が、まったく音になっていない感じがします。
もっとしっかりした音にしなくてはと真剣に思いました。
そんなことを感じてブログに書こうとしたところ。


格闘技3

「またブログか!またFACEBOOか!
 失敗した事を公表して、みんなに応援されれて満足か?
 そんな時間があったらバチづけだろ!曲弾きだろ!だから駄目なんだ!


いえいえ、ここに書き綴る事には大切な意味があります。
なんだかこのもう一人の自分が、どこにでも現れて
私の行動を見ながら、どんどん口調が荒くなります。
通勤する電車の中でも、私の近くで意見を言ってきます。


格闘技2

「あの席空いているだろ!なんで座らない!。誰かのためか?
 本当は座りたいだろ? 座るんだったら一目散に座らなきゃ!
 急に誰か来て座れなくなったら恥ずかしい!
 お前は失敗をすぐ恐れて偽善的に振るまうところがあるな!」


いえいえ、私はそこまで絶対に座ろうと思っていません。
この人、一体誰なんでしょうか(汗)声が大きいです。
日比谷大会以降ずっと私にくっついてきます。


格闘技1

妙なタイミングで、私に気になる事を話してきます。
気持ちを切り替えて仕事です。書類作りです。
そう思ったものの、仕事中にもおかまい無しで話しかけてきます。

「お前には他の演奏者に比べて、目に闘志が無いんだよ。
 絶対戦うという気迫のある目がないんだよ。いいか!
 だからお前は自分に負けるんだよ。音が負けてるんだよ。。
 いいか。気合いだ!気合いだ!気合いだーーーーーーっ!!」


あれ???

これアニマル浜口さんの言葉です。
私の中に、アニマルさんの精神が流れ出しているようです。
分かりました。気合いですね。そして闘志ですね。
さらに「わっはっはー」と笑う豪快さが必要だと感じます。

格闘技9

日比谷大会に出て、私の中で何かが変わりはじめたようです。
私の心にアニマルさんが生まれたようです。
次の大会に向けて弱気な私を励ますために
「アニマル邦風」という新しいキャラクターが生まれたようです。
こんな熱い自分が生まれると思いませんでした。
日比谷大会のおかげです。出場して良かったです。

大会は格闘技です。一瞬の隙が勝負を決めます。
次の大会に向けて、気を抜かないよう三味線頑張ります(汗)
気合いだ!気合いだ!気合いだーーーーーーっ!!



■気合いで乗り切った舞台の様子をアップしました。
 http://kunikaze.jimdo.com/発表会/

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アニマル邦風さん

あはは!
おもしろすぎです!

でも、もともと邦風さんはソフトで女子力高いですが、
中身はゴリゴリの男性ですから、それがちょっと表面化しただけ
のような気がいたします。

控室、ちらっと覗いてみましたが、知らない人にめちゃ睨まれました。(爆
あの緊迫感、まさしく格闘技の控室と似てました。(笑

Re: アニマル邦風さん

yukiさん

早速読んでいただき、ありがとうございます。
そうなんですね!
自分では知りませんでしたが
私の中にゴリゴリの負けん気の強い男性がいるようです。
穏やかな気持ちだけでは大会は乗り切れない事を
知って、アニマル邦風になろうと思います。

控室、のぞかれたんですね!
控え室でお会いできず残念です。
あの雰囲気とても緊迫感がありますよね。
大会の勝負は控え室から始まっている感じがしました。
やはり格闘技の控室と似ているんですね。
私も青森大会に向けて闘争本能を燃やそうと思います。

お互い頑張っていきましょうね。邦風

はいはーい!格闘技と聞いて出てきちゃいました~!
アートも格闘技も、自分との戦い、という面ではイコールだと思っています。
違うのは白黒付くことじゃないかな、と。試合自体が良くても、相手があざとくポイント稼ぎして勝ってしまった場合、試合内容は君の方が素晴らしいけど、ポイントは相手がとっているから結果相手が勝ち、とか。。あ、、格闘技とアートの決定的な違い。。それは性別や体重が関係ないこと。あたしはキックをやっている頃、絞りすぎて39キロになっちゃって。。男の人の60キロ級の方とスパーしても一発の重さが違いました。。一度120キロ級の米国人男性とマススパー(軽いスパーリング)したときなんて、まともに行ったら全く効きませんでした。。スピードしか勝てないので、大きい人が大体弱い膝関節に踵落としたり、誰しも弱い腿裏にロー(下段回し蹴り)をバチンバチンといれたら、最後は顔が赤くなって「come on!」と怒らせましたが、怒らせるのがやっと。
三味線は勿論力強さは武器になるかと思いますが、ヘビー級でもスーパーヘビーでも関係ないですもんね!そこがうんと嬉しいです!

さとよしさん、待ってました!

さとよしさん

格闘技野話なので、思わずコメント待っておりました(笑)
アートも格闘技も、自分との戦い、という面で
やはりイコールですよね!
さらに白黒付くところが格闘技のスッキリするところですよね!

なるほど。ARTや三味線にない「体重」という基準
とてもシビアですね(汗)え、さとよしさん、60キロ級の方と
スパーリングされたんですね。それだけではなく120キロ級の米国人男性とも
マススパーされたんですか。。すごいチャレンジ精神です。

三味線の世界もA級、B級、C級なんて
むしろ気にしない方が良いですね。だれが力強い音を出させるか
感動出来る音を出せるかだけを純粋に考えていくほうが
自分の演奏のレベルが上がる感じがします、

たしかに三味線はヘビー級でもスーパーヘビーでも関係ないですね。
誰が確かな音色を奏でて、いかに心を打つ演奏が出来るかという
シンプルな戦いに思えて来ました。ありがとうございます。

このシンプルな戦いを頑張りたいと思います。
いつもありがとうございます!今日も練習頑張ります!邦風
プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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