神様に会いました(汗)



ついに東京以外の老人ホームでも
ボランティアの演奏する事になりました。

ひと息つく間もなく、またまた朝から準備に追われています。


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準備をしながら
青森で乗ったタクシーのことを思い出していました。
津軽三味線の会場に向かう途中で
運転手さんといろんな会話をしていたら
その方が急にこんな質問を私にしました。


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「東京から三味線かかえて来たんだな。ご苦労さんだな。
 三味線やってるんだったら、白川軍八郎って人知ってる? 

あ、もちろんです。津軽三味線をやっている人であれば
白川軍八郎さんは誰もが知っています。神様のような人です。


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 「んだんだ。その白川軍八郎。あれ、俺のおじさんの弟だ。」

え??!! さらっと言われましたが(汗)
あの津軽三味線の神様が、おじさんの弟なんですか??
雲の上の方だと思っていたのですが、普通に
神様のご親戚にタクシーでお会いできるとは、さすが本場青森です(汗)
最終日に、芦野公園を訪れた時も。。




公園のどこかから、三味線の音が聞こえてきました。
どなたかが公園内で弾かれているようです。
外で聞こえて来る三味線の音は気持ちがよいです。
思わず音のする方向へ近づいて行くと
屋外にステージがあり、沢山の方が芝生に
腰を下ろして集まっていました。


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ある女性奏者の津軽三味線演奏が行われていました。
少し挨拶があった後、あの白川軍八郎さんから直伝の
これが本来の津軽三味線という演奏を聴かせてくださるそうです。
またもや白川軍八郎さんです。
今度は音で神様にお会い出来る事にワクワクしました。
ゆっくりと落ち着いた昔の旧節から始まりました。


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途中から穏やかな曲の雰囲気ががらっと変わりました。
曲調が激しくなり、さらに音が力強くうねり始め
そして私が今までに聴いた事の無い複雑な音色を奏で始めました。
それはまるで津軽の春夏秋冬を表現しているかのような演奏です。
思わず息をのみ、演奏に釘付けになってしまいました。


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棹の部分にバチを持って来てかき回す演奏
バチを逆さにして使う逆さバチや
糸3本にバチを激しくこすりつけて風を表現する演奏法なども展開し
これが白川軍八郎さん直伝の演奏と音色なんだと驚きました。
三味線大会で行われる演奏とは全く別の
「芸」としての三味線演奏に圧倒されてしまいました。

こんな白川軍八郎さんの魂を感じる演奏が
無料で、しかも屋外で誰でも聴ける青森は
すごいところだと感じました。
あ、そろそろボランティアに向かわなければいけません。


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私の演奏は、まだまだ発展途上ですが
青森で神様に少しだけ近づいた事で何かが変わるような気がします。
津軽三味線の奥深さ、青森の心の広さを
私もいろんなところで伝えていきたいと思います。
神様のような演奏は出来ませんが、神様の心に
少しでも近づけるように、一生懸命演奏する事は出来そうです。


「初めまして。みなさん。澤田邦風と申します。
 みなさんにお会い出来て、とても嬉しいです。
 今日の演奏心をこめて、精一杯頑張りますので
 みなさんどうぞよろしくお願いします。」

ボランティアの演奏も仕事も、心を込めて頑張ります。






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プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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