足袋の恥はかき捨てで?



控え室で、着物に着替えようと準備をしていました。

あれ? あれれれれ。見つかりません。
どこに入れたんでしょうか。入れ忘れたんでしょうか。。


ない!6

おかしいです。ありません。
「白い足袋」がまったく見つかりません(汗)
本番までわずかしか時間がありません。焦ります。

雪駄はしっかり持ってきたのに、足袋を忘れてきたようです。
裸足で雪駄を履く訳にもいきません。どうしましょうか。


ない!5

足袋が売っているお店が近くにあるとも思えません。
仕方ありません。靴下で雪駄を履くしか方法はありません。

万が一、今履いている靴下が白だったら良いなと
わずかな期待をしながら自分の足もとを見てみたところ。。


ない!4

こんな時に限って、真っ黒な靴下を履いていました(汗)

わずかな希望も絶たれました。でも背に腹はかえられません。
この黒い靴下で演奏を乗り切りたいと思います。
しかし、靴下で雪駄をはいて違和感はないんでしょうか。


ない!7

違和感があっても、履くしかありません。
靴下で雪駄を履いてみました。足の親指と人差し指の間に
足袋のようなくぼみが無いため、うまく鼻緒が入りません。

時間がありません。焦りながらも、良い方法を考えました。
靴下をいったんゆるめに履いて、少しダボつかせてみました。


ない!3

お!なんとかこのダボつかせ作戦で、鼻緒が指の間に食い込みました。
なんとか履けました。少しだけホッとしました。

でも。。靴下の生地が化学繊維だからか
やや雪駄のうえでつるつる滑ります(汗)
足の親指と人差し指でしっかり鼻緒を挟み込んでていないと
雪駄が脱げそうで気が抜けません。
それより見た目は大丈夫でしょうか。。


ない!8

どうなんでしょうか。かなり危うい見た目です。
足袋じゃない事は一目瞭然かもしれません。
「黒い足袋」も1度だけ着物屋さんで見た事があります。
遠目に見れば「黒い足袋」に見えなくもない感じがします。
いや、どうでしょうか。。ちょっと無理があるかもしれません。

足もとに不安が残るので、さらに袴を下げ気味に履く事にしました。


ない!2

かなり「長めの袴」という感じにして足もとが隠れるようにしてみました。
とはいえ椅子に座るとどうしても見えてしまうのですが
仕方ありません。やれるべき方法はすべてやってみました。

そろそろ本番です。雪駄がすべって飛んでいかないように
足の指にしっかり力を入れながら、演奏会場に向かいました。


ない!1

会場に入って一礼を済ませ、演奏を開始しました。
大切なのは演奏の内容です。心を込めて演奏しました。

でも、何となく聴いている方の視線が気になります。
私の足もとの方に皆さんの視線が来ていないか
演奏しながらもヒヤヒヤします(汗)
大丈夫です。きっと誰もそんなところ見ていません。
見ても黒い足袋だと思うはずです。いや、どうでしょうか。
あ、あの人も私の足もとを見ている感じがします。
この方も下の方を見ているようです。
どんどん自分の足もとが気になってきました(汗)
なんだか人の視線ばかりが気になってしまいました。

良い演奏のためには、しっかりと準備することを怠っては
いけないなと演奏しながら、深く反省しました。
やはり、白い足袋を入れ忘れた事反省しております。
忘れ物は心のゆるみかもしれません。
気を引き締めて、これからは
仕事と三味線の事前準備と確認を
怠らないようにしたいと思います。





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No title

写真も絶妙で、笑いながら読んでしまいましたが、絶体絶命のピンチでしたね!
無事に、靴下ゆったり作戦で乗り切れましたか??

私も着物を友達の家で着てから一緒に出かける時に、足袋を持っていくのを忘れた事がありました。
その時は友達に足袋を借りれたので良かったですが、出先で・・と考えると、真っ青ですね。
私も今後、出先で着る時は予備の足袋を忍ばせておこうと思いました!ありがとうございます!

最後まで気付かれなかったか、気になります~、笑。

コメントありがとうございます!

コメントありがとうございます!

そうなんです。絶体絶命のピンチでした!
足袋を持っていくのを忘れた事があるんですね!
お友達の方に借りれてよかったですね。
足袋、コンビニにも売ってなくて忘れると
本当に困るということを知りました。

演奏後にも、特に足下を指摘する方は
いらっしゃらなかったので
靴下ゆったり作戦でなんとか乗り切れた感じです。
もしかしたら見て見ぬ振りをしていただいたのかも
しれませんが、とりあえず無事終了する事が出来ました。

でもなんだか、演奏しながらも足下が落ち着かず
終始座り方ばかり気をつけていました(汗)
これからは必ず足袋は予備も含めて
入れて行こうと思います。これからも頑張ります♪

邦風

プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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