「書」と「津軽三味線」



六本木にある、画廊で行われている
書家の春陽さんの個展にお邪魔させていただきました。


書と三味線6

「MABAYUI」と名付けられた今回の個展は
花をテーマに、いろんな書の表現をされていて
その作品の素晴らしさに圧倒されてしまいます。


書と三味線1

花をあえて色で表現するのではなく
墨で書く事で「花」の本質がわかるということに
気づかされます。沢山のまばゆい書に囲まれながら
ここで津軽三味線の演奏をさせていただきます。

今日は、スーツで演奏する事にしました。


書と三味線8

主役は私ではなく、あくまで「書」が主役なので
私が着物で目立つようなことをしないほうが良い気がしました。
作品が持っている墨の世界の奥深さを邪魔しないように
私も色は抑えて黒いスーツにしてみようと思います。
この私の意図が見ている方に伝わるでしょうか。

「あれ? 邦風さん、今日はプレゼン帰りですか?」


書と三味線7

会場でお会いした方々、みなさんから聞かれました(汗)
私の意図はまったく伝わらないようです。プレゼン帰り。。
普通の仕事帰りの人に見えてしまったようです(汗)
考えに考えてスーツにしてみたものの
結果として、相当普通の格好で来てしまったようです。

でも仕方ありません。この格好で演奏したいと思います。


書と三味線2

改めて、個展会場で春陽さんの書を見てみると
その大胆さと自由さと創造力に驚かされます。
見ているとなんだか影響を受けてしまいます。

書の表現の力に驚きながら、三味線の演奏をスタートしました。
用意してきた曲を、何曲か弾いているうちに。。
私も三味線の演奏を、少し自由に創造的に行いたいと思いました。
少しだけ即興的な演奏をしてみることにします。


書と三味線5

その場の空気や、聴いていてくださる方の心を感じながら
季節の移ろいを心の中でイメージをふくらませて
曲を自由に変化させて演奏してみました。
あまりやり慣れていないことだけに
上手く出来るのか、最初は自分でもドキドキしましたが
途中から自由に演奏する事が、なんだか楽しくなってきました。


shun-yoさん


決まった曲を決まった弾き方で
きっちり演奏することばかりにとらわれていたのですが
その場の雰囲気にあわせて自由に演奏してみることで
音が生き生きしてくる事が分かりました。

自分でも弾いている曲がどう変化するのか
ドキドキしながらも、ワクワクして演奏することが出来ました。

沢山の曲を演奏させていただき、演奏を終了しました。


書と三味線4

深々とお辞儀をした後、聴いてくださった方々から
沢山の拍手や、温かいお言葉までいただいて、感激しました。

素晴らしい作品を見せていただき、さらにその中で演奏させていただき
感謝しております。今回は自分の中で「新たな発見や気づき」がありました。
型にはまる事を恐れず、自分の心のままに
自由に自分の思う表現を試みることが大切だと気づきました。
自由で、のびやかで、心のこもった「書」に囲まれたことで
私の演奏の何かが変化した気がします。
春陽さんの「書」に、表現する事の本質を教えられた気がします。
書から沢山のことを学ぶ事が出来ました。感謝です。

この気づきを、早速いろんな場所での演奏に活かしたいと思います。
週末はスーツを脱いで、いつもの演奏着に着替えて
自由に大胆に創造的に、ボランティア頑張ります。




■演奏の様子はこちらで見られます。
http://kunikaze.jimdo.com/個展とmini-live/

■春陽shun-yo作品展 「MABAYUI」
2016年7月7日(木)〜27日(水)
市兵衛町画廊/TAMANI
http://www.ichibeicho.com/gallery/index.html

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御礼

昨夜はありがとうございました!音色と共に間近でみる手の動きの優雅さと力強さ、対極のエネルギーを感じました。市兵衛町画廊に雪が降ったり、ギラギラと太陽が降り注いだり…音楽の素晴らしさを実感しました。

SPILIT、聴けば聴くたび好きになります。

また演奏が聴けることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。

Re: 御礼

春陽さま

コメントありがとうございます。
昨夜はありがとうございました。

書の繊細さと力強さ
静と動の対極のエネルギーを感じ
書の世界の素晴らしさを実感しました。
極楽鳥花の作品、本当に素敵でした。
墨の文字から季節を感じ
花の色や香りまで感じられて
不思議な気持ちになりました。

また作品を見られること
いろんな形でコラボレーションできる
ことを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。

邦風
プロフィール

邦風

Author:邦風
澤田 邦風(さわだ くにかぜ)と申します。東京で、仕事をしながらライフワークとして津軽三味線を演奏する日々を送っています。良い音色とは何か、日々追求しつつ頑張っています。「邦風ホームページ」でも活動が見られますので、見てみてください。

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